キャベツの旬はいつ?
コロちゃん先生
ケロちゃん
ケロちゃんの家の冷蔵庫にも、キャベツはいつも入ってるケロ!
キャベツにはどんな栄養が含まれているの?
コロちゃん先生
とっても身近なキャベツは、栄養価も高くて、とても胃に優しい野菜なんだ。
キャベツに含まれる栄養素で代表的なのがビタミンU(別名キャベジン)。
これはキャベツから発見された成分で、野菜の中ではキャベツに最も多く含まれているコロ。
ビタミンUは飲みすぎ食べすぎで傷んだ胃粘膜の修復を助けたり、潰瘍に効く働きがあるコロ。
他にも肝臓の機能を助ける働きもあると言われているよ。
あと、イソチオシアネートという酵素も含まれているよ。
これはピロリ菌や大腸菌などから体を守ってくれる酵素コロ。
その他にもビタミンC、K、葉酸、カリウム、カロテン、カルシウム、食物繊維など、体にとてもいい、たくさんの栄養が含まれているんだよ!
ケロちゃん
さっそく今日はキャベツを使ったお料理にするケロ!
キャベツの効率的な食べ方
生で食べるのが一番
コロちゃん先生
キャベツに含まれる栄養素を無駄なく摂るには、食べ方にポイントがあるコロ。
ビタミンUやビタミンCは、水溶性ビタミンといって熱に弱く水に溶けやすい性質があるんだ。
だからなるべく火を通さず千切りにするなど、生で食べるのをオススメするコロ!
ビタミンUは酸性で、マヨネーズやお酢(ドレッシング)を使っても成分が壊れにくいから、一緒に組み合わせる野菜や、ドレッシングで、いろいろなサラダが楽しめるコロ。
ケロちゃん
キャベツの千切りは揚げ物の付け合わせにもぴったりだよね!
スープにして最後まで食べつくそう
コロちゃん先生
生でたくさん食べるのが大変な時は、火を通すと生よりたくさん食べられるよ。
火を通しても、シチューやスープだったら溶けだした水溶性ビタミンも一緒に摂れるコロ!
ケロちゃん
おいしく食べられて、ビタミンも一緒に摂れるから一石二鳥ケロ!
ニンジンやカボチャと一緒に食べて抗酸化ビタミンを一気に摂取!
コロちゃん先生
キャベツに多く含まれているビタミンCは、抗酸化ビタミンと呼ばれているコロ。
抗酸化ビタミンというのは活性酸素の働きを抑える働きを持つビタミンの事だよ。
活性酸素は人間が生きていく上で必ず作られるもので、動脈硬化を起こしやすくする物質を作り出したり、免疫力を低下させたり、老化を進ませるものコロ。
抗酸化ビタミンには、ビタミンCの他にビタミンA、ビタミンEなどがあるよ。
ビタミンAは食品中にはβカロテンという形で多く含まれているんだけど、このβカロテンとビタミンEが多く含まれているのはニンジンやカボチャなんだ。
だからニンジンやカボチャをキャベツと一緒に食べる事で、抗酸化ビタミンを一度に摂る事ができるんだよ。
豚肉と一緒に食べて貧血予防に
コロちゃん先生
豚肉には血液を作る素になる鉄分が含まれていて、特にヒレ肉に多く含まれているんだ。
豚肉と、キャベツを一緒に食べると、キャベツのビタミンCが鉄分の吸収率を上げてくれるから、鉄分を効率よく摂ることができるよ。
貧血気味の人には特にオススメな食べ方コロ!
ケロちゃん
よく見かけるトンカツと千切りキャベツの組み合わせはとっても理にかなっていたケロ!
一年中スーパーなどで見かけるキャベツ。
一般的にキャベツと呼ばれるのは冬キャベツの事コロ。
冬キャベツは甘みが増しておいしい2月頃が旬だと言われているよ。
冬キャベツが改良された春キャベツは3月から5月くらいが旬になるよ。
でも最近ではどんどん改良が進んで、産地によっては夏が旬の物などもあって、今では年中おいしいキャベツが食べられるようになったコロ。