コロちゃん先生

コロちゃん先生の役立つ話vol.30

いた~い「ぎっくり腰」。
予防や対処法はどうするの?
クセになるって本当?

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コロちゃん先生

コロちゃん先生

「ヨイショッ!」と重い物をもった拍子にぎっくり腰になった人もいるんじゃないかな。
他にも、起き上がる時、くしゃみをした時など、何気ない動きでもぎっくり腰になる事があるコロ。
このぎっくり腰、正式には「急性腰痛症」というよ。

ケロちゃん

ケロちゃん

痛くて動けなくなって本当につらいって聞いたことがあるケロ。

どうしてぎっくり腰になるの?

コロちゃん先生

コロちゃん先生

ぎっくり腰は、日常生活で溜まった筋肉の疲れが原因と言われているよ。

筋肉は、日常生活の中で毎日少しずつ疲れているコロ。
本来は睡眠や食事から摂る栄養で回復しているんだけど、姿勢が悪かったり、負担が大きくなる日が続くと、上半身を支えている腹筋や背筋の疲労回復が追いつかなくなって、ある日突然筋肉が悲鳴を上げてしまうコロ。

それがぎっくり腰なんだ。

ケロちゃん

ケロちゃん

ぎっくり腰は骨じゃなくて筋肉が原因で起きてるんだね。

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予防するにはどうしたらいいの?

コロちゃん先生

コロちゃん先生

ぎっくり腰は何がきっかけで起きるか分からないから、普段から動きや姿勢に気をつけるのが一番の予防コロ。

下にある物を取る時には、腰を曲げずに膝を曲げてしゃがんで取る、重い物を持つ時は股関節を柔軟に使って腰の負担を分散させるなどの工夫をしてね。

ケロちゃん

ケロちゃん

なるべく腰に負担をかけないようにするのがポイントだケロ!

ぎっくり腰になったらどうしたらいいの?

まずは安静にするのが一番

コロちゃん先生

コロちゃん先生

ぎっくり腰になってしまったら、一番は安静にしていること。

最初の2~3日は冷湿布や氷のうをタオルでくるんだりして冷やすコロ。痛い部分をマッサージしたりするのは悪化の原因。

とにかく横になって背中や股関節、膝などを曲げて丸くなって安静にするのがいいコロ。炎症を起こしているから、ぎっくり腰になった当日はお風呂も避けた方がいいよ。

少しずつ日常生活に戻そう

コロちゃん先生

コロちゃん先生

痛みが治まってきたら、次は温めるといいコロ。
そして少しずつできるところから日常生活にもどしていこう。

でも決してあせらないでね。
無理をしてしまうと、慢性腰痛になったり、椎間板ヘルニアを誘発する恐れがあるコロ。
数日様子を見てもあまり痛みが変わらない場合や、痛みが強い場合は、医療機関を受診してね。

コルセットやサポーターを使って腰を補助する方法もあるよ。

コロちゃん先生

コロちゃん先生

たまに「コルセットを使うと筋肉が落ちてしまうかも」と心配する人もいるけど、寝たきりの状態とかでなければ、コルセットが筋力低下の直接の原因になる事は考えにくいから、安心して使ってね。

ぎっくり腰はクセになる?

コロちゃん先生

コロちゃん先生

一度ぎっくり腰になると、再発しやすくなってクセになったように感じる人もいるコロ。

これは体を支える筋力が弱っていたり、ぎっくり腰になりやすい姿勢を多くとっていたりする、生活習慣が原因なんだ。
だから一度でもぎっくり腰になったことがある人は、再発しないように体の動かし方を意識した方がいいよ。

特に物を持ち上げる時や、体を起こす時などは十分気を付けてコロ。
なるべく筋力をつけるように腹筋や背筋を意識して動かしてね。腰の曲げ伸ばしや腰を回すなど、簡単な体操もおすすめコロ。

ケロちゃん

ケロちゃん

隙間時間を見つけてやってみるケロ!

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