コロちゃん先生

コロちゃん先生の役立つ話vol.18

熱中症の症状はどんなもの?

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コロちゃん先生

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5月の時点で真夏日になった地域もあって、熱中症で倒れる人が各地で続出しているコロ。
自分だけは大丈夫、健康にだけは自信があるという人は余計に注意!
どんな人でも熱中症になる可能性はあるコロ。
その前兆に気づけないと、救急車に乗ることになっちゃうかもしれないコロ!

クラっとめまいがしたら危険サイン!

コロちゃん先生

コロちゃん先生

暑い日に外にいたり、締め切った室内でエアコンをかけずにいると、ちょっと立ち上がったときにクラっとすることはないかな?
顔がほてる時も要注意だよ。

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状は熱中症の第一段階だコロ。
その段階では、適切にクーラーを使ったり、塩分と水分を摂れば大事にいたらずに済む場合もあるよ。
「クラっときたら熱中症」と覚えておくコロ。

ケロちゃん

ケロちゃん

自分は大丈夫だと油断しちゃだめケロ!

突然起こる、こむら返りなどの筋肉痛も要注意

コロちゃん先生

コロちゃん先生

暑い日に、手足の筋肉が急につったりしたら、それも熱中症のサインかもしれないコロ。

他にも筋肉痛や筋肉のけいれんも同じで、これは大量の汗をかいたために起きる水分不足の熱けいれん。
「水はきちんと飲んでいたのに」という場合でもなるのは、汗により塩分も一緒に体から失われているからだコロ。
体に水分を吸収させるためには塩分も必要だから、水だけを補給しても体がうまく水分を取り込めなくなってしまうんだ。
だからスポーツドリンクなど塩分入りのドリンクを飲むことで、塩分と水分を同時に取ることが必要なんだコロ。

だるい、気持ち悪い、力が入らない……。

コロちゃん先生

コロちゃん先生

気持ち悪くなったり、体がだるくなって力が入らなくなるのもサインの一つ。
「ちょっと頑張りすぎて疲れたかな。休めば治る。」と自分を納得させてしまうのは危険だコロ。

吐き気や嘔吐、頭痛など、以前は「熱疲労」と呼ばれていた状態も熱中症の症状だよ。
この段階で適切な処置をしないと症状はどんどん悪化してしまうから、炎天下のイベントなどでは周囲にも目を配って、ぐったりしている人がいたら声がけするのも大切だコロ。

ケロちゃん

ケロちゃん

とにかく早めの処置が大事ケロ!

異常に汗が出る、全く汗が出ない、どちらも熱中症!

コロちゃん先生

コロちゃん先生

汗が流れて、拭いても拭いても止まらないのは熱中症サインということは、なんとなく納得できると思うけど、逆に汗が出ないのも危険サインだということを知っておいてほしいコロ。

暑い日に汗をかかないのは、むしろ体の体温調節機能に異常がある証拠。

助けを求められるうちに、周囲に知らせようね。

ケロちゃん

ケロちゃん

気づかないうちに忍び寄る熱中症〜!こわいケロ。

こういう症状はもう救急車レベル!

コロちゃん先生

コロちゃん先生

暑い日に高熱を発していて、皮膚も乾いて赤くなっている、声をかけても反応がない、歩こうとしてもよろよろしてまっすぐ歩けない、水分を補給したくてもできないとなったら、もう一刻を争う熱中症の症状コロ。

熱中症の怖いところは、自分で「熱中症になってしまった!」と気がついた段階では、もう動けなくなっていることが多いこと。
周囲に人がいれば、一刻も早く助けを求めるコロ。

ケロちゃん

ケロちゃん

そういう人を見かけた時も、声をかけてあげてほしいケロ。

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熱中症かも?そんな時はどうしたらいいの?

コロちゃん先生

コロちゃん先生

熱中症かもしれない人を見かけた時は、まず意識があるかどうかを確認するコロ。
意識が無かったらすぐに救急車を呼ぼう!

涼しい場所へ避難して、服をゆるめて、体を冷やす。
それから水分補給をさせて安静にするコロ。

自分で水分補給ができない時や、身体が熱い時、安静にしていても状態が良くならない時も医療機関に診てもらう必要があるから、判断に迷ったらすぐに救急車を呼ぶコロ。

ケロちゃん

ケロちゃん

いざという時の対処法も知っておくことが大事ケロ!

コロちゃん先生

コロちゃん先生

ニュースでよく見かける、家でエアコンをつけずに寝ていて、熱中症で亡くなるという悲しい事故が多いのは、気がついた段階では体が動かなくなっていることが多いからなんだ。

とくに高齢者は、暑さに気づくのが遅れてしまったり、体温調整機能や体内の水分量がおちている場合もあって、熱中症になりやすいので注意が必要コロ。

自分の身にも、いつ熱中症がやってくるのかわからないと警戒するくらいでちょうどいいコロ。

暑い日が続いてきたら、必ず手の届くところに塩分、水分を用意しておこう。
他にも、睡眠不足に気をつける、バランスのいい食事を心がけるというのも大切。
もちろんエアコンを上手に使うことも必須コロ!

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