コロちゃん先生
曇りの日もあなどれない紫外線
コロちゃん先生
太陽がジリジリ暑いときは紫外線を気にしている人も多いはず。
でも曇りの日や室内にいる時は、紫外線対策をしていない人もいるんじゃないかな?
実は皮膚にジリジリ暑さを感じるのは赤外線が原因で、紫外線とは別物なんだ。
紫外線は雲があっても、約6割以上は通り抜けてきてしまうから、曇りの日であっても紫外線対策は欠かしちゃだめコロ。
室内や車内にいても窓くらいだったら簡単に通過してしまうので、窓際にいることが多い人は注意が必要。
油断して窓側の半身だけ日焼けなんてことも。
ケロちゃん
紫外線対策は、夏の晴れた日にするイメージだったけど、一年中必要なんだね!
コロちゃん先生
そうそう!晴れてなくてもちゃんと気をつけるコロ~
UV-A・UV-Bって何?
コロちゃん先生
紫外線は英語でウルトラバイオレット(ultraviolet)といい、その頭文字をとって「UV」、つまりUVケアというのは、紫外線対策のことコロ。
紫外線にはUV-A・UV-B・UV-Cの3種類があるけれど、地表まで届いているのはUV-A・UV-Bの2種類。
UV-A・・・
お肌の内側からトラブルを起こしやすく、細胞に傷をつけて、しわ・たるみの原因になりやすい。
UV-B・・・
お肌の表面に影響しやすく、浴びすぎるとやけどしたように炎症してしまう。
さらにメラニン色素が黒くなりやすく、シミの原因になりやすい。
どちらかではなく両方防ぐのが大事なんだコロ。
日焼けすると、なんで黒くなる?
コロちゃん先生
日焼けして黒くなるのは、体内にあるメラニン色素が、強い紫外線から人体を守ろうとして黒くなるんだ。
メラニン色素はお肌のターンオーバーにより自然に体外に出ていくものだけど、乾燥などによってターンオーバーがうまくできなかったり、日焼けを続けてお肌に負担をかけてしまうと、うまく排出できずシミの原因にもなることも。
ケロちゃん
美容に日焼けは大敵ケロ。
日焼け止めを塗っているから安心?
日焼け止めは塗り直しが必要!
コロちゃん先生
日焼け止めは朝に塗ったら一日中効果が持続するわけじゃないので、2~3時間に1回は塗り直すのがいいんだコロ。
汗をかいた時は日焼け止めが流れて落ちてしまったり、汗を拭いたときに一緒にとれてしまうこともあるので、その場合も塗り直しが必要コロ。
塗り残さず紫外線対策!
コロちゃん先生
日焼け止めを塗るなら塗り残しがないようにしっかり塗ろう!
塗るのを忘れがちなのは、
・髪の生え際
・まぶた
・首の後ろ
・フェイスライン
・小鼻の脇
だよ!
他にも唇も対策を忘れがちな部位なので、紫外線防止効果のあるリップなどでしっかり対策してコロ。
ケロちゃん
運動するときは汗をかきやすいので、ウォータープルーフの日焼け止めもおすすめだね。
コロちゃん先生
鼻の頭や頬骨など、でっぱっている箇所はより紫外線を浴びやすいから、特に念入りにね!
日焼け止めの選び方 SPFって? PAって??
コロちゃん先生
日焼け止めのパッケージにも大きく表記されている、SPFやPA。
どれを選んでいいか悩んじゃうよね。
SPF・・・
UV-Bに対する防御力で数字が大きくなるほど効果的。
数字は日焼けが始まるまでの時間を、何もつけていないときと比べて何倍に伸ばすことができるかの目安。
PA・・・
UV-Aに対する防御力で、「+」から「++++」の4種類があり、+が増えるほど効果的。
だったらどちらも最強のものを使ったほうがいいと思うかもしれないけれど、効果が強いものほどお肌に負担がかかりやすいんだ。
お肌に負担をかけすぎると逆に肌トラブルの原因になってしまうので、普段の外出でつけるなら、SPF10〜20 PA+〜++程度にしておき、一日中外で過ごす日には数字の高いものを使うなど、使い分けるのがいいコロ。
ケロちゃん
強力なのを使えばいいってわけじゃないケロね!
日焼け止めは一日の終わりにはしっかり洗い流すこと
コロちゃん先生
日焼け止めはメイクと同様に、一日が終わったら、しっかり洗い流すことが肝心だコロ。
せっかく日焼けによる肌トラブルを防いでも、日焼け止めでお肌が荒れてしまったら大変!
中でもウォータープルーフのものは、汗で流れにくい分落としにくいので丁寧な洗浄が必要なんだ。
製品によって石鹸で落ちるものや、メイク落としで落ちるもの、専用のリムーバーがいるものなどがあるから、製品説明をしっかり確認してコロ。
家族みんなで紫外線対策
コロちゃん先生
紫外線は大人だけではなく、赤ちゃんや子どもにも影響があるもの。
普段から赤ちゃんなどにも使える日焼け止めを使用するなどしっかり紫外線対策してコロ。
ケロちゃん
小さい子供は自分でケアできないから、周りの大人が気にしてあげたいね!
コロちゃん先生
日焼け止め製品を使う、帽子や服装などでも紫外線防止に気をつける、そうした心がけで紫外線対策できるので、心配しすぎずに天気のいい日の日差しを楽しもう!
日差しが強くなってきて、夏の足音がするころになると、心配になってくるのが紫外線だね。
無防備に日光を浴びていると、日焼けするだけでなく、ひどいときには皮膚がんの原因にもなってしまうんだコロ。
紫外線は一年中降り注いでいるけれど、3~9月は冬の約3倍の紫外線量になるのでさらに注意が必要。
正しい知識と対策でばっちり紫外線対策して外に出かけよう!